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今日はジャズ喫茶に初めて行った。マンションの一室を改装して作ったらしく、ドアは他の住人のものと見た目に違いが無かった。入るのに少し勇気がいる。恐る恐るドアを開けると奥から楽器の音が聞こえて、いかにもBARっぽい感じの空間が目の前に現れてきた。カウンターの奥には、壁を埋め尽くさんばかりに大量のCDが並べられていて、他の棚にはレコードも置いてあった。カウンターから左手に進んでいくと大きなスピーカーがあった。

いきなりカウンターに座るのも憚られたので隅っこの一人席テーブルに座って、飲み物にアップルタイザーを頼んだ。聞いたことのない名前だったので試しに頼んでみたのだけど、実際は普通の炭酸リンゴジュースだった。おいしい。

開店してすぐ行ったからか客はほとんどいなくて、自分の他には気難しそうな顔のおじさんが一人いただけだった。最初は黙々とスピーカーから流れる音に耳を傾けていて、しばらくするとカウンターの方に行って店主と会話していた。話しぶりをみると見た目ほど気難しい人でもなかったらしい。せっかくジャズ喫茶にまで来て誰とも会話せずに帰るのもどうかと思ったので、自分も店主の方と少しお話した。

ここができてからちょうど二年くらいであること、年齢層は高めで30~の人が多いこと、かかっている曲の名前などを聞いた。ボソボソとJim Hallが好きだと伝えたところおすすめのアルバムも教えてもらえた。他にも好きなプレーヤーはいるのだけど最近聞いてなかったせいですぐ名前が出てこなくて少し悔しかった。次はもうちょっと調べてから行って、また話を聞こうと思う。